badbahronの気球

badbahronの不定期雑記

10億円で購入の市有地、7千万円で

 過去に2回公募で売却先を募りながら購入希望者が現れない、三重県名張市滝之原の市有地について、市は最低売却価格を1500万円引き下げ、7000万円にして3回目の公募をすることを明らかにしました。

 

 この土地は約3万1700平方メートルで、前市長時代の1999年に斎場用地として9億8088万円で購入したものですが、計画変更で斎場は別の場所に建設され、現在は未利用となっているそうです。

 同市は1回目の公募では、プロポーザル方式で民間事業者を公募し、最低価格1億2000万円で売却する方針でした。最低価格の1億2000万円は周辺の土地の固定資産税評価額や実勢価格を参考に市が算定したものですが、購入価格との差額は8億6000万円。市議からは「購入価格と売却価格の差が大きすぎる」「(斎場は別の場所に建設されたので)二重投資になった」などと批判があがっていました。

 

 しかも、この土地を巡っては、地権者の1人が市を相手取り、未払いの土地代金など2億7100万円の支払いを求めた訴訟を起こし、市が敗訴。市は4月に上告を断念し、「適正額を超えて土地を買収した」などとして、前市長に2億4941万円の支払いを求める損害賠償請求訴訟を起こすなど、泥沼化していました。

 それにしてもバブルの頃に買った物件ならまだしも、バブルが終わってから10年もたって買った物件が1/10以下とは信じがたい話です。