badbahronの気球

badbahronの不定期雑記

「乾杯は清酒で」推奨条例

 京都市議会は26日、清酒による乾杯を推奨する条例を全会一致で可決しました。  議員提案で、「市の伝統産業である清酒による乾杯の習慣を広めることにより、日本文化への理解の促進に寄与する」とうたっています。勿論強制力はなく、ただ、”乾杯するときは日本酒を使いましょう”という呼びかけに過ぎません。

 

 地元の伏見酒造組合によると、全国の清酒の出荷量は焼酎やワインの人気に押され、生産の自由化によってピークを迎えた1973年の1421(千kl)から、4割程度にまで落ち込んでいるそうです。ここ10年でも出荷額ベースで40%も減少しており、需要喚起のためのイベントみたいなものでしょうか。

 しかし、消費量が落ちているのは清酒に限った話ではありません。酒の消費量自体が1994年度をピークに減少傾向が続いています。消費量を増やしているのはワイン系や焼酎系のみで、ビールやウィスキー、ブランデーなども右肩下がりが続いています(ウィスキーはハイボール人気で消費量が上向いてきていますが)。嗜好の多様化と、健康意識の高まりが影響していると思われ、人口の減少傾向もあって今後大きく消費量が伸びることは無いでしょう。